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令和8年1月1日~3日の日中 宝物殿を一般開放します

富山県射水市小杉の神社・十社大神(十社の宮)宝物殿の鏝絵の絵馬額「白黒神馬」 明治時代製作 竹内勘吉の作 午年の新年に開放

十社大神の宝物殿には、江戸時代から明治時代ごろに奉納された貴重な絵馬が数多くあるのですが、防犯上の都合から普段は施錠してあり、拝観希望の予約があった場合のみ開いて対応しています。

 

しかし、令和8年の正月の三が日は、多くの方から「午年の正月に絵馬を見たい」という声が寄せられたこともあり、この機会に馬と十社大神とのつながりについて感じてもらう良い機会だと考え、日中のみ一般開放することに致しました。

富山県射水市小杉の神社・十社大神(十社の宮)の絵馬「佐々木信綱 宇治川合戦先陣の図」 宝物殿にある絵馬 午年の新年に開放

絵馬は、現代では小さな板に文章で願い事を書くものを表す言葉ですが、「馬」の文字が表すように、もともとは、生きた馬や大きな馬の造形に願いを託したことにルーツがあります。

 

それが、やがて、絵に馬を描いて奉納するようになり、さらに時が経つと、願い事にあわせた内容の絵を描くようになったようです。

 

十社大神の宝物殿を見ていただくと、

そうした「絵馬の移り変わり」がよくお分かりいただけると思います。

 

2番目の写真の騎馬武者の絵馬は、江戸時代に奉納されたもので、描かれているのは鎌倉時代の宇治川の合戦の様子です。奉納した人は、描かれている立派な武将のように仕事で成果を上げることなどの願いをこの絵馬に託したのではないでしょうか。

富山県射水市小杉の神社・十社大神(十社の宮)の富士の巻き狩りの図の一部 源頼朝馬上姿 午年の正月に開放

江戸時代や明治時代になると、馬が登場しない絵馬も奉納されるようになりますが、

それでも、一つ一つの絵馬をみると、やはり馬が描かれているもの多くあります。

 

3番目の写真は、富士山の裾野で狩りを行う武士たちの様子を描いたもので、赤い傘の下にいる騎馬武者は源頼朝です。

 

源頼朝の視線の先にも多くの武将たちが馬に乗って所狭しと狩りを行う姿が描かれていて、数えきれないほどの馬が登場します。

 

午年(うまどし)の年頭にあたり、十社大神の宝物殿で、人々の願いを託された数々の「馬」をご覧になってはいかがでしょうか。

 

十社大神の宝物殿の一般開放は、令和8年の1月1日から3日までで、開館時間は、いずれも午前9時から午後5時までです。

 

なお、普段は固く施錠しており、一般開放はしていない御神宝の数々ですので、ご覧になる際には展示物に触れないよう、お願いいたします。