十社大神の拝殿の横に、「しだれ梅」を植樹しました。
植えた梅は、3本。色は、紅・白と桃色の計3種類です。
「初春の令月にして、気淑く風和らぐ。梅は鏡前の粉を披き・・・」
「令和」という元号の出典元となった万葉集の「梅花の宴」の一節です。ここでは、大伴旅人らが庭の花を眺めながら梅をテーマに歌を詠む様子が記されています。
「鏡の前の粉」とあるので、その梅は白梅だったのでしょうか。あるいは、色んな種類の梅の中で白梅に目がとまったのかもしれません。
十社大神では、拝殿側から、順番に、紅色・白色・桃色という風に3本を横一列に植えました。
今は、まだ気の高さが約2m・幹の太さが1センチほどですが、いずれ大きく育ち、満開の花を楽しむことができればと期待しています。