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十社大神の玉持ち龍

十社大神には、玉を持つ龍がいます。

龍の持つ玉は「宝珠」と呼ばれ、願いをかなえる力を持っていると伝わります。こうした伝承は漫画ドラゴンボールでも有名ですね。

 

龍は、そもそも、古代中国の想像上の霊獣。しかし、日本の龍神信仰は、中国の影響を受けながらも、その信仰対象は水神の表徴である蛇を神格化したものだということです。

たしかに、日本では、大蛇にまつわる言い伝えが各地で残っています。射水市の小杉地域でも、「沼地に大蛇が住んでいた」とか、「山の蛇がだんだん大きくなって龍になり、ずるずると川へ下りてきて大きな地震を起こした。その後、海へ出て竜巻をおこしながら天に昇った」などの説話が伝わっています。

 

十社大神には、昭和2年に三ケ地域の14神社が統合した影響で、多くの神様が鎮まっています。

中には、一般的に龍神様と言われる高雷龍神や闇雷龍神、それに、海の国から来たと伝わる豊玉姫命もいらっしゃいます。

三ケ地域でも、昔から龍神様や海の神様を敬い、畏れながら暮らしていたのでしょう。

 

 

この龍は、十社大神の宝物殿の入口上部の彫刻です。

もとは、統合前の十社大明神の祈祷所だった建物です。

毎日のように、この宝物殿へも拝礼される参拝者の方もいらっしゃいます。

皆さんの願いがかないますように。