
今年も、有志の方々のお力をいただき、社頭に「茅の輪」を設置しました。
下条川流域に自生するヨシを刈り取り、束ねて、直径2.5メートルの輪っかにし、竹に取り付けました。
毎年おなじみのメンバーでもあり、ご参加の皆さんも慣れていらっしゃるため、より形を良くするための技術を身についてきて、年々完成度が高くなっているような気がします。

この「茅の輪」は、6月いっぱいは設置した状態にしておきます。ご自由にくぐってお詣りください。
この「茅の輪」は、昔ながらの「夏越の大祓」という行事の一環で設置したものです。
くぐることを通して、半年の間に知らずしらずに身についた罪や穢れを祓い、暑い夏を乗り切って年の後半を元気に迎えようとい願いをこめたものです。

十社大神では、6月30日の夕方、茅の輪くぐり神事を行うことにしていて、参列の皆様方と列をなして茅の輪をくぐることにしています。
また、形代(かたしろ)という紙に罪や穢れを載せて、お焚き上げをする神事もあわせて行います。
ご参列の方や、参列されなくても、事前に形代を奉納された方には、茅の輪を小さくした「茅の輪御守」を授与いたします。
形代は、社頭に置いてありますので、ご自由にお持ちいただき、ご記入の上、ご奉納ください。